おひさしぶりです。
たけた駅前ホステルcueのさくらです。
12月19日から始めた工事も3か月が経ち、ようやく形が見えてきました。
私たちの現場がどのように動いてきたのかをこちらでご紹介させていただきます。
私たちの宿は、【みんなでつくろう】ということを大切にしています。
大工の中村秀利さんを中心に、日々現場でこうしよう、ああしようというアイディアを形にしています。
中村さんは地元竹田の中でも頼れる兄貴的存在で、泊まるお客様やオペレーションをする私たちのことを考えた施工を進めてくれています。
その施工の元となる宿のデザインをしてくれているのが、Rebuilding Center JAPAN(リビセン)の東野唯史さん(アズ君)(写真中央)。
(リビセンHP http://rebuildingcenter.jp/)
リビセンの理念は”ReBuild New Culture”。 「世の中に見捨てられたものに価値を見出し、もう一度世の中に送りだし、次の世代につないでいく」
その価値観に共感している私たちは、この古民家イミルバから出された畳下や廊下に使われた古材や棚材、また古道具などを新しく生まれ変わらせながら施工をしています。
なので、私たちは作りたいものを0から作る、というよりも、この建物に合わせて、寄り添いながら作っています。
合わせるという作業は思ったより手間がかかるものです。
0から作るほうがよっぽど楽なのかもしれません。
でも、この建物は竹田のまちかどで町の移り変わりや住んでいた人たちなど、いろいろなものを見てきて、
私たちが生まれるよりも前からずっと歴史を刻んできたことを思うと、
どう生かしたらこの建物がもっと喜んでくれるのかを考え、蘇らせています。
例えば個室前の廊下の壁面は以前は同じ場所を支えていた壁だったり、洗面所に使われている欅の板は床の間の床板だったり・・・。
アズ君には、宿の個室とラウンジのデザインをお願いしています。そして中村さんはそのアズ君の想いを形にしてくれています。
宿にお泊りの際にはそういう想いや形にも目を遣っていただくと新しい発見が見つかるかもしれません。
そして3か月の工事を経てボランティアで参加してくださったのは延べ100名を超えるみなさん!
友人から、他のゲストハウスのオーナーさんやスタッフさん、はじめましての方まで、近くから遠くからたくさんの方に関わっていただき本当に感謝しています。
みなさんの手が入って少しずつ変わっていっている現場もいよいよ終盤に差し掛かっています。
完成まであと少し。
現場に関わってくれているみなさんをはじめ、このクラウドファンディングで支援を頂いているみなさんの名に懸けて、必ず良い場所することをお約束いたします。
あ、そうなんです。3/31までクラウドファンディングに挑戦中です。
ぜひこちらもご覧いただければうれしいです。
https://camp-fire.jp/projects/view/15622
完成前でも完成後でもいつでもウェルカムです。
ぜひ大分県竹田市に遊びにお越しくださいね。